杜のまなざし(39)

 北陸の杜のお仲間、くにこさんからお便りが届いた。その一節をご本人にお断りして掲載させて頂く。くにこさんは、北陸の養生塾の常連さんで、集いの典座としても参加者を支えて下さった。癒しのほほえみのお仲間である。

樹遷記

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樹遷 様

 先日 NHKテレビ「こころの時代」で、写真家の桃井和馬氏『戦場から祈りへ』が再放送されました。

 戦場を撮り続け、その人達と交わり、人間はこの地球の主ではない、バクテリアや樹·岩·風 等々、他の存在と共に ほんの一時 住むことを許されている、生かされているだけ、と 思っていらっしゃる。 紛争や犯罪など、人間社会の闇に目を向けてきた方が、その後 頭を垂れて祈る、祈りの姿を撮られるようになったこと。そして最近、大学で教鞭をとリながら 希望者を募って スペインのサンチァゴ大聖堂までの900キロを40日かけて歩かれたこと。コンビニなど無い旅の途中、空腹になるとイライラする、諍いが起きる···飢えたら 食料を奪うために戦争が起きるのが解るようになる、まさにサンチァゴ大聖堂までの900キロはミニ地球であると。

 これまではマスコミに発信してきたが、今は、直接 若い人達に 自分の経験したこと 生きてきたことを伝えたい。自分が必要とされている限り、自分の役割をキチンと果たしていきたい···と いうようなことをおっしゃっておられました。

 この方の 厳しさと 若い方に伝承しようとなさる姿に、私は 樹遷さんを重ね合わせて見ていました(樹遷さんに失礼かもしれませんがお許し下さいませ)。

 最近見た番組で印象深かったものですから、長々と書いてしまいました。

くにこ記

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樹遷の養生塾

「樹遷の養生塾(じゅせんのようせいじゅく)」 積極的にいのちを養う知恵と生き方、日頃からの生き方の知恵と実践の体系をお伝えしています。 単に人の健康法といった短視眼的ものではなく、宇宙自然に活かされた存在としてのヒトのいのちを、自然の摂理のえにし・いのちひとつらなりとして自覚し、生きて行くためのコンパスと地図を認識、磨き深めて行く体現の哲学でもあります。

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