杜のまなざし(10)

 「養生塾の風景」③

第3回養生塾は、前回とは趣の異なる街中の公共施設での開催。

『氣食』がテーマに。食息動想を整える事は、すこやかないのち調えの基本。

 養生塾では、季節毎のいのちの調整、「四季調整」を樹遷さんと過ごす時の流れの中で学んで行きます。中でも、食による整えは、季節の変化、自然の恵みに感謝しつつ、東洋医学の五味五性のバランスを図り、日々の食材で氣をすこやかに巡らせ、季節に寄り添ったいのちつくりの知恵の粋を集めたものです。

 養生塾の毎回の食事は、樹遷さんからメニューのヒントや、アドバイスを頂きながら、この氣食を参加者みんなで工夫しながら一緒に作ります。

今回は、改めてこの氣食の考え方、基礎理論を講義して頂き、参加者皆、成程と各々の日々を思い返して、東洋の知恵に感じ入りました。ただの理論知識ではなく、この氣食も含め、お伝え頂く息、動、想、わずか2日間の合宿で、からだに心に毎回変化があるのが、日々活かせる知恵として体にすとんと納得の行く、体得が凄いです。『氣』って、本当に不思議とは、参加者のご感想。

 養生塾は、病気治しが主眼ではありませんが、この度は癌をお持ちの方々もご参加頂きました。

様々な体験を経てこられた樹遷さんの語られる言葉の中に、「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに病み、すこやかに老い、すこやかに死す」があります。最初の二つは、誰しも思う事ですが、老病死にすこやかにということは思い至りません。しかし、老病死もいのちの波。波だからその揺らぎの中にあるいのちを愛おしく、静かに受け止める。その中にすこやかないのちの風景はある。

こうした樹遷さんのお話は参加者の心に深く響いたようです。

 この会は繰り返しになりますが、治病でも、気功の技を身に着けることでもありません。気功や、氣食はあくまでも一つの手立て。その様な手立てを借りながら、すこやかに、他のいのちと共に生きていける知恵を、自然から学ばせて頂こうという謙虚な道なのだということ、参塾を通して思うところです。(続く)

 樹伯 記

*養生塾は、随時どの会からも参加可能です。また、宿泊参加が難しい方は、日帰り参加も可能です。

尚、今年は、10月5日~7日第5回養生塾、7日午後いやしあいの会、8日杜のまなざし塾を行いますが、12月にも第6回が予定されています。

 また、来年は、北陸養生塾は、年6回以上開催を予定しています。

詳細は、Tel:090-2039-4390 担当 樹伯までお問い合わせください。

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