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「樹遷の養生塾(じゅせんのようせいじゅく)」
積極的にいのちを養う知恵と生き方、日頃からの生き方の知恵と実践の体系をお伝えしています。
単に人の健康法といった短視眼的ものではなく、宇宙自然に活かされた存在としてのヒトのいのちを、自然の摂理のえにし・いのちひとつらなりとして自覚し、生きて行くためのコンパスと地図を認識、磨き深めて行く体現の哲学でもあります。

2021.02.27 22:06

杜のまなざし(39)

 北陸の杜のお仲間、くにこさんからお便りが届いた。その一節をご本人にお断りして掲載させて頂く。くにこさんは、北陸の養生塾の常連さんで、集いの典座としても参加者を支えて下さった。癒しのほほえみのお仲間である。樹遷記----------------------------------------------------------------...

2021.02.23 00:15

杜のまなざし(38)

 ~道なき道の歩き方~ 野山を歩くとき、出来うる限り目的地を定めない。また、出来るだけ道の無いところをぶらぶら歩く。ルート上を移動するわけではないから、はなっから迷いようが無い。旅程表を持たぬから、時間に遅れる事も無い。 産業革命以降、「効率」というものが至上の価値を与えられた。二点間の移動にしても、最短距離を最短時間で、が当たり前に求め...

2021.02.20 13:44

杜のまなざし(37)

 ~有由有縁~ 或る所で、『有由有縁』と川端康成が揮毫した額を見た。「由有って、縁有り」という事であろうか。 私はいつも不思議に思う。私生活での様々な出会いは無論、講演会やワークショップ、様々な支援活動の場での出会い。どうして、今、ここで、あなたとしかも人間同士として出会ったのだろうと、その不可思議を思う。いや、人間とだけではない。あらゆ...

2021.02.18 11:49

杜のまなざし(36)

 ~七息調心~ 「あ~、いつからこんな深い呼吸忘れていたかな~!」「そうね、ほんとうね。家族みんな忘れていたわね。」 過日、折々縁側交流にお訪ねしていた末期癌の自宅療養中の方とそのご家族のご希望で、森にお連れしひとときの樹林気功をご一緒に楽しんだのち、森に別れを告げ、車へ戻る道すがら患者さんやご家族から湧き出した言葉が耳に届いた。 樹木さ...

2021.02.17 11:14

杜のまなざし(35)

 ~いのちの学校~ 『いのちの学校』が始まる。他に適切な呼称を思いつかぬまま、『いのちの学校』と仮称している。 この数年、様々な被災地支援でボランティアの若者たちに出会ってきた。皆真摯に困っている人々の役に立ちたいと汗をかいていた。 その彼らと交流していて感ずるところがあった。若い彼らが経験不足であることは致し方ない。精一杯立ち働いている...

2021.01.19 12:02

杜のまなざし(34)

昨年11月、霧島山麓で行われた樹響さん主催の氣欒塾には若者三名が各地から参塾してくれた。その一人の医師の卵、優稀乃さんが文章を送ってきてくださった。癒し手としての感性を持った若者たち、その豊かな感性を更に磨き、深めてもらいたいと念じている。                                      樹遷記~~~~~~~~~...

2021.01.02 12:47

事務局より新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。昨年、コロナで、揺れ続けた一年。その中で、皆様から多くのご要望頂き、その全てにお応えできなかったこと、事務局一同申し訳なく思っております。しかし、様々な制限のある中で樹遷先生は、北は青森から南は鹿児島まで要請のある所には、距離や状況を厭わず出向いて癒しあいを行っておられました。新たな年、いよいよ以前より検討...

2020.12.09 13:32

氣食暦(15)

 ~続・ショウガの話~ 今回は、漢方生薬としてのショウガについてお話しましょう。漢方の処方をご覧になったことがある方は、処方によって「生姜」(ショウキョウ)が配合されているものと、「乾姜」(カンキョウ)が配合されているものが在る事にお気づきになったと思います。例えば、風邪の初期症状によく使われる葛根湯には七種の生薬が配合されていますが、シ...

2020.12.03 23:02

氣食暦(14)

 ~大雪の候~ 二十四節気、大雪の候。寒気がいや増してきましたね。体を温めるポピュラーな薬食材、ショウガについてお話しましょう。 ショウガ、学名:Zingiber officinale のZingiberは、サンスクリット語のsringavera「角型の」という意味から来ています。officinaleは,「薬用の」或いは「薬効のある」こと...

2020.12.02 12:10

杜のまなざし(33)

 ~水のいのち~ 水は生きもの。山中の渓流のほとりや、滝や、海辺の波打ち際でたんとう功を行っていると、全身に水のいのちの響きが共鳴し、水は生きているという感を強くする。 もとより水は単なるH₂Oではない。地中から湧き出し、岩を削って流れる渓流の水には様々なミネラルが含まれ、更に流域の有機物が取り込まれる。海水も、単なる塩水ではなく、様々な...

2020.11.21 10:01

杜のまなざし(32)

~さざんかの来た道~ ふっと柔らかな香りに包まれた。 この方向で間違ってはいない。香りを訪ねる山路、敢えて車道を離れ、谷筋の微かな踏み分け道を辿った。山の佇まいからあてずっぽうに踏み込んだが、そろそろ見当違いだったかなと思い始めていた時だった。谷筋に吹き降りた一陣の風が運んだ香りが、方向の正しかったことを示してくれた。それにしても、なんと...

2020.02.02 05:39

『樹遷の養生塾』事務局発足のお知らせ

 『樹遷の養生塾』事務局が誕生しました。これ迄、永年にわたり、樹遷さんの様々な分野のご活動に参加させて頂いたり、お手伝いさせて頂いてきた各分野の者達が、声を掛け合い勝手連的に事務局を立ち上げさせて頂きました。 組織を持たず、弟子を持たず、と言うお考えで、樹遷さんはやってこられましたが、何十年にもわたる樹遷さんとのご縁で、私たちは勝手に樹遷...

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